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10分できく!? 効果的に仮眠をとる方法

今、ビジネス界で「パワーナップ」が注目されています。これは、もともとアメリカのビジネスシーンで広がったいわゆる「お昼寝制度」のことで、企業が社員に対して昼食後に15〜20分の仮眠をとることを推奨したところ、午後の仕事の効率が大幅にアップしたそうです。今回は、日本でも広がりを見せているパワーナップ(仮眠)について、その効果と方法を詳しく説明していきます。

お昼ごはんの後はなぜ眠くなる?

午前中はてきぱきと仕事をこなしていたのに、昼食を食べた途端に猛烈な睡魔に襲われて仕事がまったく手に付かなくなるという悩みを持っている人は多いはず。
そもそも、なぜ私たちは昼食後に眠たくなってしまうのでしょうか。通常、人は空腹になると血糖値が下がり、食欲を刺激する「オレキシン」という物質が分泌されます。このオレキシンは神経を活発にする作用があるため、脳が覚醒されて眠気がない状態になります。空腹時に眠たくならないのはそのためで、反対に食事をして満腹になることでオレキシンの濃度は低下し、覚醒された状態がなくなるのです。そこに追い打ちをかけるように、体内時計のリズムがつくり出す眠気のピークが午後2時頃に訪れるため、オレキシンと体内時計の両方の作用によって午後は眠たくなると考えられています。

仮眠の効果

実際に、仮眠をとるとどのような効果があるのでしょうか。最大のメリットは、眠気がなくなり頭がすっきりすることで、仕事の効率が大幅にアップするということです。眠気と戦いながら仕事をしていると、小さなミスに気がつかなかったり、作業のスピードが遅くなってしまったりしますが、仮眠で眠気を取り除くことでこうした問題はほとんど解消されます。
また、仮眠をとることで脳を休ませることができるため、記憶力向上、創作意欲の上昇といった効果も期待できるだけでなく、ストレスへの耐性が高まることも指摘されています。眠たい頭で仕事をしていると、ついつい小さなことにイライラしてしまいがちですから、仮眠をとり入れることで社内の人間関係を円滑に保つことができるという効果もあるのです。

仮眠をとる時間

効果的な仮眠をとるために最も大切なことは、仮眠をとる時間です。最も良いとされるのが、昼食後から15時までの間に10〜20分程度の仮眠をとることだとされています。それ以上の時間、仮眠をしてしまうと、脳の眠りであるノンレム睡眠の状態に入ってしまい、頭も身体も完全に眠りモードに入ってしまうため、仮眠後もなかなか眠気がとれずにかえって作業効率が落ちてしまうことになります。
また、15時以降の仮眠は、人によって夜の睡眠に影響がでてしまうためあまりおすすめはできません。最初のうちは、寝過ごすことを防ぐためにも、携帯のアラームなどで目が覚めるようにしておきましょう。

仮眠をする際の3つのポイント

より良い仮眠をとるためのポイントを、以下にまとめました。

横にならない

ベッドやソファなどに横になって仮眠をすると、気がつかないうちに深い眠りに入ってしまうことがあります。脳に「これは仮眠である」ということを伝えるためにも、横になって眠ることは避けましょう。理想は、椅子に座ったままデスクに伏せて眠る方法です。

仮眠の前にコーヒーを飲む

コーヒーに含まれているカフェインの効果がでるのがおよそ20分ほどだとされていますから、仮眠の前にコーヒーを飲むことですっきりと目覚めることができるというわけです。ちなみに、コーヒーは身体を冷やすアイスコーヒーよりもホットコーヒーがおすすめです。

仮眠後は日光を浴びる

仮眠後の眠気を抑えてくれる効果がありますので、目覚めたらすぐに日当りの良い窓辺に立って、太陽の光を全身に浴びましょう。
眠気と戦いながら仕事をする時代は過去のもの。近ごろは昼寝部屋なるものを設けて仮眠を推奨する企業もめずらしくはありません。午後からの仕事を効率的にこなしていくためにも、上手に仮眠をとり入れてみましょう。

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