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レム睡眠とノンレム睡眠の特徴や周期について

たくさん寝たにも関わらず朝なかなか起きられない日もあれば、反対に短い睡眠時間でもすっきり目覚めることができる日もあります。実はこれ、「睡眠周期」が大きく影響しているのです。目覚めが悪くて悩んでいる人は、この睡眠周期についての正しい知識を得ることで、質の良い眠りと快適な目覚めの両方を手に入れることができます。ここでは、睡眠周期にまつわるあれこれを詳しく説明していきます。

レム睡眠の特徴

レム睡眠というのは、Rapid(急速)、Eye(眼球)、Movement(運動)の頭文字からなる言葉で、眠っているときに目が左右に動くというような運動を伴う睡眠、すなわち浅い眠りのことを意味しています。レム睡眠の一番の特徴は、「体が眠っているのに脳は起きている」ということです。この状態の眠りのときには、「小さな物音でもすぐに目をさましてしまう」、「呼吸や脈拍が不規則である」、「脳が働いているため、夢をよくみる」、という状態が一般的に多くみられます。 また、レム睡眠中は記憶を整理して定着させるという働きをするため、レム睡眠は学習効率をあげるためにも欠かせないものだとされています。

ノンレム睡眠の特徴

ノンレム睡眠というのは、簡単にいえばレム睡眠とは逆の状態を意味します。脳が眠っている状態のことで、脳の疲れを回復する働きがある睡眠です。このノンレム睡眠時は、「夢をみることがほとんどない」、「筋肉は働いているため寝返りがうてる」、「呼吸回数や脈拍が少なくなる」、「ストレスが解消される」、「ホルモンが分泌される」といった状態になります。
ノンレム睡眠は、睡眠全体のおよそ80%を占めるとされていて、ほとんどの場合居眠りはノンレム睡眠に分類されます。ちなみに、地球上の生物のなかで、睡眠中にノンレム睡眠の状態がみられるのは、ほ乳類と鳥類だけだといわれています。

レム睡眠とノンレム睡眠の周期

眠りにはレム睡眠とノンレム睡眠がありますが、私たちの睡眠はこの2種類の睡眠が交互に起こることで成り立っています。その1回の周期はおよそ90分で、これが就寝中は何回も繰り返されているというわけです。就寝してからの最初の3時間はノンレム睡眠の割合が多いため、ぐっすり眠るためには最低でも3時間以上の睡眠が必要とされています。また、ノンレム睡眠中には子どもの成長やアンチエイジングに役立つ大切なホルモンが分泌されているので、毎晩の睡眠で確実に確保できるように気を配りましょう。

快眠のための睡眠時間

レム睡眠とノンレム睡眠は90分の周期で繰り返されていますから、快眠のための睡眠時間は90分刻みが理想的だとされています。ただし、目覚める時間は脳が覚醒しているレム睡眠のときに合わせたほうがすっきりと起きられますので、実際には「何時間眠るか」ということよりも、レム睡眠の発生時間を把握することのほうが大切です。
そのポイントとしては、まずは睡眠時間ではなく起床時間を固定するということ。毎日の起床時間をできるだけ同じにすることで体内時計を整えることができるからです。そして、この起床時間から逆算をして寝る時間を決めていきます。近ごろは、スマホで利用できる睡眠サイクルを知るためのアプリなど便利なものがありますので、利用してみるのも良いでしょう。
夜はぐっすり眠って、朝はさわやかに目覚めるという理想の睡眠を実現するために、自分の眠りの周期にしっかりと意識を向けておくことが大切です。

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